区分: BLゲー(全年齢)
タイトル: BOY×BOY 〜私立光稜学院誠心寮〜
メーカー: キングレコード(オフィシャルはすでに閉鎖済み)
発売日/価格: 1999年4月9日/7800円
ジャンル: 学園物恋愛アドベンチャー
シナリオ: 高野克巳、崎村侑子
原画: 高野克巳、崎村侑子
システム: テキストのスキップ、バックログなし。CG・シーン回想なし。
一週間のうち、平日は勉強その他でパラメータを上げ、土曜日にメールで外出に誘い、日曜日にデート。たまにイベントあり。
攻略人数/ED数: 8人…?/8…?
お薦め度: ★★
好きキャラ: カイ、椎名、天宮
好きカプ: カイ×晶、天宮×晶
感想他:

【きっかけとか】
もうずいぶん前になりますが、友達がサク○ヤとかで探していたソフトがこれでした。ただし当時はどんなに聞いても「恥ずかしいから」と言って、ソフトの名前を教えてくれなかった(笑)私は当時エロゲはやるし、二次でホモエロに手を出すことはありましたが、BL自体にはあまり興味はなかったので、ノーチェックでした。(この辺は今も変わらず、BLゲーはやるけど、BL漫画とか小説はほとんど読みません)で、それからしばらく経ってから「あの時探してたのは〜」って教えても羅今したが、正直年齢制限かかってるわけでもないのに、そんなに恥ずかしがるようなものでもないだろうにと思ったのはよく覚えてる。

【グラフィック】
崎村侑子さんの絵は好みではあるんですが……いかんせん、少ない。まあ、スチルがどうこう言う前に、ほとんどのキャラにイベントが共通イベント+専用イベント一個、という少なさなので、スチルが少ないとだけ責めるのも間違ってるかと思います。あとはやっぱり構図かなぁ。ほとんどのスチルは攻略相手のピンだけだったように思うのです。

【システム】
ゲーム進行としては平日は勉強するとか、運動するとかのパラメーター調整をして、土曜日にはメールでデートに誘い、日曜日にデートという感じです。ときメモGSの主人公を男にしたような感じでしょうか。ただこの手のゲームはただでさえ淡々と進めることになってしまう上に、カイ以外のキャラを狙うとイベントがほとんどないのでかなりだれます。日曜日にデートしても会話と呼べるようなものはほとんどないし。しかもパラメーター調整はゲームにあまり影響しません。運動が低いと水泳大会で溺れたり、雪山で暗殺者から逃げるときに足手まといになったりしますが、それで進行に支障が出たり、死亡したりすることはありません。だから余計に楽しくない。パラメーター調整にほとんど意味がないんです。ときメモくらいシビアに関わってくると、パラメーター調整がんばる気にもなれるんですけどね。 この辺が不満ではありました。

【シナリオ】
キャラによるシナリオの量が相当違います。イベント量と言ってもいいかもしれませんが。カイにはさすがに豊富なイベントが用意されてますが、それ以外のキャラは夏祭りに誘える+専用イベント1個とかの少なさ。カイが好きならいいけど、他のキャラに愛を注いでいたりすると、悲しくなれます。
が、萌えはわりとあったと思います。私はカイに萌えられたので、そう感じるのかもしれませんが。人工呼吸イベントとかは結構な萌えでございました。あとおうちにご招待とか。それ以外はよく覚えてません。長髪保険医とか、結城とかも好きでしたけれども。眼鏡の生徒会長にはなぜかそんなに萌えなかった。眼鏡は自分の好きな要素の一つではありますが、眼鏡なら何でもいいというわけではないのだということを知りました。

【雑感】
私はいくつかBLゲームをプレイしたあとでこれをプレイしたので、上記のような不満点を持ちましたが、これが初めてプレイしたBLゲームならまた感想も変わっていたかもしれません。まあ、高山みなみさんスキーとしては椎名で楽しめましたし、石田彰ボイスのカイもよかったです。なんだかんだ言いつつ、自力コンプするくらいにはやりこみました。
現在だとロットアップしてますし、入手手段がほとんどないのがなんとも。まあ、古いものだし、他にいろいろゲームもでてる今、わざわざ入手してやるほどの価値があるかと問われれば疑問ですが。

2007/05/16




モドル